発泡スチロールは土木工事でも大活躍!!

2016-03-01

2月の中旬頃ですが、こんな工事をやっていました。

小山の上に発泡スチロールをステージ状に積む工事。

下か平滑な面なら簡単な話ですが、

勾配があり、ボコボコしているところにほぼフラットにステージ状に積み上げるわけですから、

思った以上に大変な工事でした・・・




NEC_0011のコピー
ちょっと天気が悪く、夕方だったので、見えにくいですが、

赤線枠部が工事している小山です。

かすかに白く見えるのが発泡スチロールです。




NEC_0006.jpg
これで、どれだけ勾配があるところなのかが、わかると思います。




NEC_0008のコピー


こんな感じで積んでいます。

使用した発泡スチロールの1つの大きさは1000×2000×500(赤枠は500×2000)

総量は約200個(ゴミとなってる材料もありますが)スゴいでしょう!!
NEC_0005.jpg
上に乗るとこのようにほぼほぼフラットです。

いい仕事するねぇ〜〜






どうして、このように発泡スチロールを積まなければならないのか?

土木工事にはかなり昔から発泡スチロールは使われています。

土だけで大きな盛り土をすると時間もかかるし、作業も大変です。

そんな工事の場合には量を稼ぎ、時短となる発泡スチロールが有用だということです。

東北の震災復興工事の住宅地区の高台工事のかさ上げにも

想像を絶する数の発泡スチロールが使われているようです。



しかし、今回はこれよりももっと重要な目的があります。

それは「少しでも盛り土の重量を軽くする」ことです。

この小山は直弧文の彫刻がある石障が残ってることで有名な千足古墳なのです。

この千足古墳周辺は全国でも第4位の規模の巨大前方後円墳の造山古墳(つくりやまこふん)を含め、

多くの古墳のある特別な地域です。

この地域の保存、管理を目的の一環として千足古墳が造営当時に近い形に復元されるそうです。

当時の形状を復元するためには現在の古墳に盛り土をして成形し直さなければなりません。

しかし、直弧文の彫刻がある石障のあった石室もその空間も、保存しなければなりません。

遺跡ですので、掘り返して土木工学的な補強工事ができません。

そこで、少しでも盛り土の重量を軽くしながら土台の部分の量増しする必要があるわけです。

こんな理由で、発泡スチロールが使われています。

発泡スチロールは、いろんな使い道があるんですねぇ!!




千足古墳復元工事が完成したら、

この土の下はほとんど発泡スチロールだなんて、誰も思わないでしょうねぇ

予定では3年後の完成予定のようです。

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