発泡スチロールで立体模型を作る

発泡スチロールで立体物を作る事はその特性、有用性を考えても
大変有効な手段です。
弊社では「発泡スチロール製立体模型」を用途によって
2種類に分類しています。

1:比較検討用の中間的な模型(プロトタイプ)
2:他素材へ移行を考慮した雛形的模型(マケット)

○ 比較検討用の中間的な模型(プロトタイプ)
プロト
ある製品の形状を決定する最終段階で、何種類かの模型によって
形状、その他のことを検討するための模型として利用されています。
これだけ3Dなどデジタル的なプレゼンテーションが確立された昨今でも
まだまだ現物と同じ形状のものを前においてのケーススタディが、
やはり最も有効で説得力があるのは、利用して頂いた方々の共通の見解です。
また、同時に多くの人がその形状を見ながら検討できるという点でも
実際の存在である模型の価値はかなり高いと考えていいでしょう。

発泡スチロールの特徴である「白色」ということも
不要な先入観を排除できること、凹凸形状が分かりやすくなる事など
制作者の立場からは見逃しがちなメリットもあるようです。

ここでも“軽い”という特性を欠かす事が出来ません。
かなり大型な模型になっても手で持ち、あらゆる角度から見ることができます。
両手に違い模型も持っての検討、なんてことも簡単です。

1つ見逃しがちなことは発泡スチロールは「キレイ」だということです。
制作過程では当然、カットした残材とか、ペーパーをかけた際の粉状のゴミはでますが、
出来上がったものはキレイです。手で持ってもベト付くようなことはないですし、
マーティングテーブルの上に置いても、なんの問題もありません。
これは案外重要な事で、こんなことが使い勝手のよさとされます。

○ 他素材へ移行を考慮した雛形的模型(マケット)
ぺんかば
「マケット」とはフランス語で彫刻等の雛形、という意味です。
「比較検討用の中間的な模型(プロトタイプ)」との1番の違いは、
この段階では形状は確定しています。その形状を他者により正確に伝えるための
ツールとしての模型ということです。
他者、それは外注先なのかもしれません。施主なのかもしれません。
特に大きな製品を作る際、その形状を正確に伝える縮小模型は有効性を発揮します。

その他、白色、キレイなどの発泡スチロールの特徴でのメリットは
「比較検討用の中間的な模型(プロトタイプ)」とほとんど同じです。
ここでの“軽い”という特徴は運送、運搬の際に役にたちます。
この「雛形的模型(マケット)」は何処か別の場所で利用するという事が多いです。
重いものを運ぶより軽いものを運ぶ方が楽なことは考えるまでもありません。

発泡スチロールは意外と頑丈ですので、梱包もそれほど神経質になることはありません。
これもいらぬ手間を省きます。

最後に両製品に言える事ですが、各箇所の形状の検討、制作行程、制作方法等に
分解する事も発泡スチロール製ならでは特徴です。
カッターナイフで簡単に切る事が出来ます。
「壊しやすさ」もある意味では重要なことになっています。

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